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肋骨の骨折 血胸

強い外力によって肋骨を骨折した場合には、肺などが損傷し血胸をわずらうことがあります。

血胸とは、胸腔内に血液がたまった状態です。
心・大血管損傷、肺損傷、胸壁血管損傷 内胸動静脈損傷、肋間動静脈損傷などの出血に伴ってみられます。

交通事故や高い場所からの墜落、はさまれたことによる外傷や胸部打撲、また、何らかの理由で負った刺創や切創などによっても血胸は発生します。相当大きな外力が胸郭に作用した場合にみられます。肋骨の骨折とかかわりがある場合が多いです。

血胸の症状としては、胸部外傷後の胸内苦悶、胸痛、呼吸困難、チアノーゼ(皮膚などが紫色になる)、顔面蒼白、頻脈、四肢冷汗および冷感などです。

胸腔内には大量の血液がたまることがありえますので、大量出血を伴う血胸では、循環血液量の減少による出血性ショックのために、血圧は低下して意識障害、同時に肺の収縮による呼吸不全が現れることがあります。


血胸の診断は、胸部の視診、聴診、触診、打診とX線撮影によりなされます。
救急外来に超音波検査装置が常備されている病院も増えてきました。


血胸を起こすほどの怪我では、救急車を呼ぶことが多いですが、血胸に対する応急処置はとくにありません。体温が低下しないよう、毛布や衣類をかけて、負傷者の保温を図りましょう。

救急車が到着するまでの間、皮膚が冷たく、青白くなり、冷や汗が出るというような症状(出血性ショックの症状)がみられたら、負傷者をあお向けにして下肢を高くし、脳と心臓に血液を少しでも多く供給される必要があります。

この記事のカテゴリーは「肋骨の骨折」です。
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